計装工事と電気工事は何が違うのか

こんにちは!!
東海エリアを中心に電気工事をしている武技電工です!(^^)!
久しぶりの更新となりました。

今回は私たちが行っている計装工事と電気工事についてご紹介したいと思います。
電気工事ならなんとなく想像できる方も多いと思いますが、計装工事と聞くと「なにそれ?」と首をかしげるのではないでしょうか。
計装工事は電気工事と同じくらい、生活に不可欠なものの一つです。
それでは、この二つの工事の違いについて順番に見ていきましょう。

■そもそも計装とはなにか

違いをお伝えする前に、まず計装とは何なのかについて解説します。
計装とは、言葉の通り受け取れば、制御を行うための計測機器を取付ける、もしくは取付けられている状態のこと。
ほかに装置を使って測定することなどをいいます。

計測機器と聞くとピンとこないかもしれませんが、車のメーターが一番身近に目にするのではないかと思います。
運転席にはガソリンメーター、スピードメーターなどが並んでいますね。あれらも立派な計測機器です。

■計装工事と電気工事の違い

それでは計装工事と電気工事の違いについてご紹介したいと思います。

・計装工事とは
計測機器を取付ける・取付けたもののことを「計装」というのは上で説明した通りですが、ざっくりといえば、計装工事は制御システムを構築することを指します。
「計装設備」は多くの場合、たくさんの計測機器が密集した設備=制御システムを指します。
車にもたくさんの計測機器がありますが、工場や施設になると、さらに多くの温度計や圧力計などが並んでいますね。
計装工事は計測機器を含む大規模な制御システムが必要とされる場所で行われます。

工場や施設によっては、24時間休みなく稼働し続けなければならないところもありますね。動き続けるというのは、その分負荷がかかるので、定期的に点検やメンテナンス、あるいは新しい制御システムをつくる必要があります。
そういった作業が計装工事と呼ばれています。
なお計装工事を行うには、計装士という資格が必要です。

【工事の具体例】
・計装制御システムの計画立案
・変電設備や電気室などの配置計画
・計器盤類配置、配線、計装設置などの計画
・計装機器の試運転、メンテナンス

・電気工事とは
電気工事は非常に範囲の大きいものですが、送電設備、配電設備、発電設備、変電設備に関わる工事です。
電気工事士法では、「一般電気工作物を設置または変更する工事」を電気工事としています。
軽微な工事なら誰でもできますが、電線の接続などの高度な作業を行うには電気工事士の資格が必要になります。

計装工事との違いは何かというと、ICチップをつくるのが計装工事で、ICチップが働くように回路や回線を敷くのが電気工事、というような感じです。
機械を動かすためには計装工事も電気工事も互いになくてはならないもの。
そのため、計装工事をするには電気の知識が必要不可欠です。

【工事の具体例】
・電気設備の設計、施工
・電気設備の保守業務

■まとめ

計装工事と電気工事は内容にやや重複している部分もありますが、行う際はどちらも専門知識が必要です。
産業、化学、医療などの多くの分野で計装は不可欠なので、計装工事は今後も多くの需要があるといえるでしょう。

武技電工は計装工事と電気工事のどちらも施工が可能です。
プラントでの電気工事を多く承ってきましたので、幅広い知識と経験があります。
設備の導入や点検などにお困りでしたら、ぜひ弊社までお問い合わせください!

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